ドイツ留学☆ヴュルツブルク滞在記

研究者の夫についてドイツへ引っ越した主婦のブログです。

ドイツの騒音トラブル 警察を呼んだ件

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昨晩、人生で初めて警察を呼びました。

まさかドイツで警察に通報することになるとは…。

 

問題は騒音トラブルです。

以前にドイツでは騒音に関して厳しいという話を書きました。

しかし私たちの上の階の住人が、そのルールを全然守ってくれないのです。

hanarino.hatenablog.com

 

上の階はシェアハウスらしく、学生と思われる若い人達(男1 女2)が住んでいます。

その為、以前から週末は複数人で騒いでいたり、日曜日でもギターを弾いて熱唱している声が聞こえたりしていました。

しかし引っ越した当初はそれ程ひどくなかったので、何も言わずにいたら、日に日にひどくなり…。

 

最近は夜中の23時~1時過ぎに、掃除機や家具を引きずるような音(椅子?)がしたり、ギターと歌声、大きな話し声、音楽やその重低音などが響いて眠れない日が多くなっていたのです。

最悪なのがどうやら私たちの寝室の真上の部屋が、ダイニングらしいということ。大家に相談するか、直接クレームを言うか迷っている状況でした。

 

そして昨晩、23時過ぎにベットに入ろうと寝室に入ると、また上が騒がしい。

爆音で音楽をかけ、複数人で騒いでいるのです。そして24時ちょうどに

 

「HAPPY BIRTHDAY!!WHOOOO~~~~!!!!」

「ダダダダダダン!!!!!」(床を踏み鳴らすような音)

 

なんとこの夜中にバースデーパーティーをやっていたのです。より一層大きくなった音楽と盛り上がった話し声が家中に響き、とうとう我慢の限界に。

 

直接文句を言いに行くか迷ったのですが、複数人かつ酔っ払い相手となると、絡まれたり大きなトラブルになったら嫌なのと、今後生活していく上で支障が出るのは嫌だったので、警察に通報しました。

 

ドイツでも警察は110です。日本人には覚えやすいですね。

夫が電話をかけてくれたのですが、ちゃんと英語も通じました。

内容と、名前、住所を伝え、10分~15分後に警察が到着。

悔しかったのは、警察が来る頃に少し騒ぎがマシになっていたことです。

 

警察官が2人、私たちに状況を確認しに来ました。(この警官も英語話せました。)

警察「いま上の部屋の玄関の前に立ったけど、そんなにうるさいかい?」

「確かに今は少しマシになったけど、10分くらい前まで音楽と騒ぎ声がうるさくて、眠れないんだ。」

警察「分かった。これから注意しに行くよ。」

「ありがとう。」

 

こんな感じのやり取りの後、上の階に注意してくれました。

お陰さまですぐに静かになり、ようやく眠れました。

反省点としては、今度から証拠として録音をしといた方がいいということです。

万が一大きなトラブルで裁判などになったとしても、使えますしね。

 

上の階の住人には、いま一度この張り紙を読んでほしいです。

そしてせめて夜中は静かにしてほしいです。

 

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ドイツでは静かにするべき時間に騒いでいると、すぐに警察に通報されます。

「ルールが絶対、言うべきことは主張して当然」という文化だそう。

 

ということは逆もまた然りなので、私たちも騒音には気をつけようと、改めて思いました。

 

以上、警察を呼んだ件でした。

 

※20019/3/7追記 この記事を書いた2日後、今度はアパートの入り口に上の階の住人が「今日バースデーパーティーをやります」という旨の貼り紙をして、夜20時から1時半まで大人数で大騒ぎをしていました。

ドイツでは特別なお祝いの時は、事前に近隣住民に知らせれば、深夜まで大騒ぎしてもみんな目をつむってくれるらしいです。日本ではありえない感覚ですけどね…郷に入っては郷に従えで我慢しました。