ドイツ☆クリスマスマーケットin2018②
今回はヴュルツブルクから近く、穴場な町のクリスマスマーケットをご紹介します。
ヴェルトハイム(Wertheim)
ヴェルトハイムはマイン川とタウパー川に囲まれた町で、ヴェルトハイム城というお城の城下町です。アジア人の観光客は少なく、ドイツ国内や欧米諸国からの観光客が多いそうです。
ヴュルツブルクから車で35分くらいです。
お城からは町を見下ろすことができ、とてもきれいです。レストランのテラス席もあるので、おいしい食事を食べながら景色を楽しむこともできます。
開催日:2018年12月14日~12月23日
時間:午後12時~午後8時
近くにアウトレットモールのヴェルトハイムビレッジがあるので、ついでに立ち寄ることが出来ます。
ゾンマーハウゼン(Sommerhausen)
ゾンマーハウゼンはマイン川の畔にある小さな町で、中世の建物がたくさん残るワインの町です。「Sommer」はドイツ語で夏という意味なので、「夏の町」の意味。マイン川を挟んだ反対側にヴィンターハウゼンWinterhausen「冬の町」もあります。
ヴュルツブルクから車で15分ほどで行けます。
古い建物ばかりなので、ドイツの時代劇の撮影に使われているそうです。日本人の観光客は少ないですが、ドイツ国内では人気があって、タイムスリップしたような気分を味わえるクリスマスマーケットが人気なのだそう。
ゾンマーハウゼンのクリスマスマーケットは、アドベント中の週末のみの開催です。
開催日:2018年12月 1(土) 2(日) 8(土)9(日) 15(土)16(日) 22(土)23(日)
時間:午後1時~午後7時
ガイドブックに載っているような、大きな街のクリスマスマーケットも賑やかで良いですが、ローカルなマーケットもとても素敵でした。アドベント期間中は沢山の町で開催されていますので、車で巡ってみるのも楽しいと思います。
以上穴場なクリスマスマーケットでした。
ドイツ☆クリスマスマーケットin2018①
昨年のクリスマスの様子をアップします。
11月下旬から12月23日まで(マーケットによって異なります)、ドイツ各地でクリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)が開催されます。
ヨーロッパではアドベント(待降期)といい、クリスマス当日までの4週間(日曜日を4回含む)、キリストの誕生を祝う準備をする為の期間があります。
ロウソクを4本用意し、日曜日ごとに1本ずつ明かりを灯していきます。ドイツの有名なお菓子シュトレン(Stollen)も、このアドベントの期間の為のお菓子で、少しずつ食べながら、クリスマス当日を楽しみに待つ訳です。
クリスマスマーケットは、その準備に必要なものを買うためのマーケットなので、クリスマス当日はやってないんですね。
今回はヴュルツブルクとフランクフルトの様子をご紹介します。
ヴュルツブルク
開催期間:2018年11月30日~12月23日
月~土曜日:午前10時から午後8時まで
日曜日 :午前11時から午後8時まで
ヴュルツブルクのクリスマスマーケットは、他の大きな都市のマーケットと比べるとこじんまりとしてますが、広場にあるマリエンカペレとのコラボレーションはとっても雰囲気があって、美しいです。
ドイツ語が話せなくても、欲しいものを指さしながら、「Das,bitte!」(これ下さい)と言えば全然大丈夫でした。話しかける時は「Hallo!」(こんにちは)、最後は「Danke,Tschüs!」(ありがとう、バイバイ)と言えば完璧ですね。
フランクフルト
開催期間:11月26日~12月22日
月~土曜日:午前10時から午後9時
日曜日 :午前11時から午後9時
1393年から始まったマーケットで、世界で最も古いクリスマスマーケットです。ドイツでも最大規模のマーケットのひとつで、毎年世界中から何百万人もの人々が訪れます。
特にレーマー広場はきれいです。
ちなみに私が集めているのが、各町のマーケットのグリューワインのマグカップ。デザインがそれぞれ違い、町の名前も入っているのでお土産に最適です。不要であれば、マグを返すとデポジットのお金が返金されます。(2ユーロくらい)
どの町のクリスマスマーケットも、個性があって素敵です。次回はヴュルツブルクから近い、穴場な町のクリスマスマーケットの様子をアップします。
健康保険の契約について
ドイツで長期滞在許可を取るためには健康保険の加入が必須です。
日本の会社が販売している海外旅行保険や留学保険もありますが、妊娠や歯科治療の範囲をカバーした保険でないと、滞在許可が下りません。
また、保険証が日本語や英語の場合、申請の際にアポスティーユと認証翻訳が必要と言われてしまうなど、後々面倒な事になる可能性があります。(ドイツの行政手続きは、地域や担当官によって言うことが変わりますしね…)
なので、ドイツの保険に加入した方が無難だと思います。
ドイツで加入できる健康保険は、2種類あります。
- 公的健康保険:Gesetzlich Krankenversicherung
- 民間企業の健康保険:Private Krankenversicherung
公的健康保険は、収入によって保険料が変わります。民間企業の保険料に比べて安く、扶養家族は無料。ドイツ国民の大半が加入しています。ですが、加入できる人はドイツ国内で正規雇用される人やドイツの大学に正式に入学する人、交換留学制度で留学する人のみ。
我が家の場合は、夫は留学の為にあくまで日本の会社からの出向している(ドイツ国内での雇用はなし)という形ですので、民間企業の保険に加入しなければなりません。
参考にさせて頂いたのは、下記のHP。
保険会社によって特徴があり、色々検討しましたが、私たちは一番安い料金で広範囲をカバーしているという理由で「Dr.Walter」に決めました。(英語対応可)
申し込んだプランは「Educare24 L」。滞在期間の2年間分をまとめて契約し、一括で支払いました。(2年間で1,092ユーロ/ひとり当たり)
XLと迷いましたが、定期健康診断は日本に一時帰国した時にでも受ければいいや~ということで、Lにしました。ちなみにこちらのプランには、賃貸契約時に必要な個人賠償保険も含まれています。
HPから申し込み&カード決済出来ます。契約書類等は送られてこないので、ネット上で契約内容を確認する必要があります。
1年間使用しなかった場合の返金を狙うなら「Care Concept」
日本語に対応している方が安心だなという場合は「Step in」が良いですね。
そして最も重要な注意点ですが、
入国から30日が経過してしまうと保険に加入できなくなります。
商品によっては渡独前でないと加入できないものもあるので、日本にいるうちに手続きした方がいいですよ。
長期滞在許可の申請に行く際には、HPから印刷した保険契約証を持参しましたが、特に問題なかったです。
以上、健康保険についてでした。
水光熱費の契約について
ドイツでは家を借りる時、水光熱費が月々の家賃に含まれる場合と、含まれない場合があります。
光熱費込みの家賃を「Warmmiete」、純粋な家賃のみの場合を「Kaltmiete」と言い、Kaltmieteの場合は別途水光熱費を支払う必要があります。
我が家の場合は電気・ガスの料金が含まれていなかったので、別途契約手続きをする必要がありました。
ドイツで公共料金の契約手続きなんて難しすぎる~‼と思ったのですが、我々の借りた物件の仲介業者の担当エージェントがとても親切な方で、一緒に手続きに行ってくれることに!
ということでマルクト広場近くにあるWVVの窓口に申し込みに行きました。
WVVは市内に電力・ガス・水道を提供しており、その他市内を走る路面電車、バスなども運営している会社です。
持参したもの
- パスポート
- 住民登録票
- 賃貸契約書(大家さんのサイン入り)
- メーターの数値を記入した書類(大家さんのサイン入り)
窓口で必要書類を見せ、パソコンに必要事項を登録して貰ったら、すぐに申し込みは完了しました。手続きは簡単でしたが、窓口の人が英語を話せない場合があるので、できればドイツ語が話せる人と行った方が無難です。
2、3日で契約書が自宅に送付されてくるので、サインして窓口に持参したら、そのまた数日後に「契約開始日や月額の料金が記載された書類」と「口座振替の用紙」が届きます。再度記入して窓口に持参すれば、手続きは終了です。
ドイツでは水光熱費の月額料金は固定で、前年の使用量によって決まります。年に1度検針があり、前年より使用量が多ければ追加で支払いをし、少なければ返金されるというシステム。
我が家は現在、電気が45ユーロ/月、ガスが62ユーロ/月ですが、前年は住んでいないので、これは前の入居者が使用していた量で決められた料金です。
基本の家賃以外に払う管理費をNebenkostenといいますが、水道はこの管理費に含まれていたので、別途契約が不要でした。
でも使いすぎると後で追加の請求がくるらしいので、節水を心掛けたいです。
ちなみに賃貸契約書によると我が家の管理費には、以下のようなものが含まれます。
a)暖房費 b)給水および排水の料金 c)ごみ処理の費用
d)街路の清掃費用 e)照明の費用 f)煙突の清掃費用
g)損害保険費用 h)現在の土地への公的負担。不動産税
i)管理人と庭のメンテナンス費用
j)建物の清掃および冬季サービス(雪かきなど)費用
k)害虫駆除費用 l)人と貨物用エレベーターの費用
m)アンテナ/ブロードバンドケーブルの接続費用
n)暖房と給湯システムの清掃及び維持費
o)煙探知機と消火設備の維持費 p)その他の運営費
水光熱費が全部家賃に含まれていた方が、契約手続きが少なくて楽ちんですよね。うちも出来ればWarmmieteの物件がよかった….。
でも、ヴュルツブルクは慢性的にアパートが不足していて、知り合いにも家が決まるまでに半年かかったという人がいます。
我が家もいろんなの人のご協力があって、運よく家を借りることが出来た、といった感じです。
なので全てが希望の条件に合う物件、というのはなかなか難しいかもしれません。
以上、水光熱の契約手続きについてでした。
ヴュルツブルクで買える!プチプラ雑貨店♡
女子はみんなカワイイ雑貨が好きですよね♡
日本でおなじみ「Francfranc」が好きな人は絶対好きなはず!
プチプラ雑貨店「DEPOT」をご紹介します。
DEPOTはドイツ国内にチェーン展開をしているお店です。
ドイツ以外にもオーストリアやスイスにもお店があるそう。
ヴュルツブルクには2店舗あります。
今回はマイン川に近い方の店舗に行きました。
安いのにオシャレでとってもカワイイんです♡
ドイツはキャンドルグッズが豊富で、見ているだけでも楽しいです♡
初 EMS受け取り
日本から支援物資が届きました~!
貴重な日本食♡嬉しい~~♡
沢山届きました。おばさんとおばあちゃん、ありがとう!
禁制品についてネットで調べてみたら、「食料品はすべて送れない」とか「カカオを含む食品・肉製品・卵製品etc…など特定の食品は送れない」とか色々情報があり、心配していたのですが…無事に届きました!
ドイツの禁制品についてはこちら
また、ドイツの個人間の貨物の免税範囲は45ユーロ(日本円で5,619円※2019/1/18時点)までなのですが、今回の荷物はインボイスによると8,460円。なので課税対象では?と思うのですか、特に支払いもなく届きました。謎です。
細かな通関制度についてはこちら
ほかの方々のブログを見ても、税関で引っかかったり無事に届いていたり…その辺はかなり曖昧なようです。ドイツあるある「担当者によって対応が違う」ってやつですかね。一応、商用だと思われると困るので、全ての荷物のパッケージに「Personal use only」と記入して貰いました。
インボイス こんな感じで書くんですね。
EMSは送料が高いですが、追跡番号で現在地が分かるので安心ですね。日本郵便のHPでもDHLのHPでも確認できます。ただドイツ国内に届いてからの情報については、DHLのHPの方が更新が早いです。
ちなみに今回の荷物はこんな感じで届きました。
こちらはDHLのHPによる追跡履歴
1/15に千葉県から発送したものが1/18には届くんですから、凄いですね。地球が狭くなったような気がします。
でもDHLの配達って、時間帯とか関係ないんですかね?朝の6時50分に玄関のチャイムが鳴りましたよ。寝ぼけまなこで受け取りました。やっぱり日本の感覚とは違いますね。
何はともあれ、無事に届いてよかったです。
ドイツのドアの開け方
ドイツに住んでいる皆さんには常識であろうドアのノブが回らない件。
所変わればドアの仕組みも変わるんですね。
そんなこと全く知らなかった私たちは無事にホテルに到着したものの、部屋に入れなくて1時間以上ドアの前で立ち往生するハメに。
しかも私たちの泊まったホテルはフロントがなく、おまけに持っていたのは通信専用のSIMカードのみ!電話もできない(T T)
アジア人がふたり部屋のドアをずっとガチャガチャ…さぞ怪しかった事でしょう(笑)
結局自分たちでは開けられず、ほかの部屋のお客さんに助けを求めに行きました。
風呂上がりのバスローブ姿で登場したおじさん、怪訝な顔をしながらも開けてくれました。英語が通じてよかった~~~。
ということでこれからドイツに来る方に、声を大にして言いたい。
📣<ドアの開け方知らないと開きませんよ~‼
ドイツのドアは外側のドアノブは回りません。内側からは回して開けられます。
そして一度閉まると、オートロックのように外側からは鍵が無いと開けられません。
締め出されないように、外に出るときは必ず鍵を持って出て下さい。
我が家の外側のドアノブ。回りません。ただの取っ手です。
内側はこんな感じ。ドアノブをひねって開けられます。
そして鍵の開け方ですが…
- ドアノブが扉の左右どちらについているかを確認します。扉の右側なら左へ、左側なら右へ2回くらい回してください。
- すると一度止まるところがあるのですが、それではまだ開きません。さらにグッとひねってください。ガチャっと鳴って、無事開錠です。※建てつけが悪いと、最後のひねりが結構固いんですよね。ホテルの部屋のドアは、少しドアノブを手前に引っ張りながら回さないと、引っかかって上手く開きませんでした。
この出っ張りを中へ引っ込める必要があるのです。
ドアを閉めると外側からは鍵が無いと開かないのは、この出っ張りを引っ込めたくても、ドアノブが回らないからという訳なんです。
でも開かなくても施錠しないと鍵は閉まってないですからね!オートロックのようでオートロックではないのです!出っ張りが引っかかってるだけです。
なので、外出する時は防犯の為にきちんと施錠して下さい。
あと写真を見て頂くと分かるかと思いますが、ドアの内側にも鍵穴があります。
部屋の中から施錠する時はもちろんこの鍵穴に鍵を差して閉めるのですが、施錠後に鍵を差し込んだままにしておくと、外からは鍵が差し込めません。
泥棒が使う道具も差し込めないので、更に防犯効果アップです。
ヴュルツブルクは夜女性がひとりで歩けるくらい安全な街と言いますけどね。
でもやっぱり海外だということで、用心するに越したことはありません。
以上ドイツのドア事情でした。