ドイツ留学☆ヴュルツブルク滞在記

研究者の夫についてドイツへ引っ越した主婦のブログです。

水光熱費の契約について

ドイツでは家を借りる時、水光熱費が月々の家賃に含まれる場合と、含まれない場合があります。

光熱費込みの家賃を「Warmmiete」、純粋な家賃のみの場合を「Kaltmiete」と言い、Kaltmieteの場合は別途水光熱費を支払う必要があります。

 

我が家の場合は電気・ガスの料金が含まれていなかったので、別途契約手続きをする必要がありました。

ドイツで公共料金の契約手続きなんて難しすぎる~‼と思ったのですが、我々の借りた物件の仲介業者の担当エージェントがとても親切な方で、一緒に手続きに行ってくれることに!

 

ということでマルクト広場近くにあるWVVの窓口に申し込みに行きました。

WVVは市内に電力・ガス・水道を提供しており、その他市内を走る路面電車、バスなども運営している会社です。

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場所はこちら
住所: Domstraße 26, 97070 Würzburg
営業時間:月 8時30分~18時00分
     火 8時30分~18時00分
     水 8時30分~18時00分
     木 8時30分~18時00分
     金 8時30分~18時00分
     土 9時00分~15時00分
     日 定休日    
       ※2019年1月時点。

 

持参したもの

  • パスポート
  • 住民登録票
  • 賃貸契約書(大家さんのサイン入り)
  • メーターの数値を記入した書類(大家さんのサイン入り)

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    入居時のメーター数値を記入したもの  Strom:電気 Kaltwasser:冷水  Gasetagenheizung:ガス暖房

窓口で必要書類を見せ、パソコンに必要事項を登録して貰ったら、すぐに申し込みは完了しました。手続きは簡単でしたが、窓口の人が英語を話せない場合があるので、できればドイツ語が話せる人と行った方が無難です。

 

2、3日で契約書が自宅に送付されてくるので、サインして窓口に持参したら、そのまた数日後に「契約開始日や月額の料金が記載された書類」と「口座振替の用紙」が届きます。再度記入して窓口に持参すれば、手続きは終了です。

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一緒に送付されてきた案内パンフレット

ドイツでは水光熱費の月額料金は固定で、前年の使用量によって決まります。年に1度検針があり、前年より使用量が多ければ追加で支払いをし、少なければ返金されるというシステム。

我が家は現在、電気が45ユーロ/月、ガスが62ユーロ/月ですが、前年は住んでいないので、これは前の入居者が使用していた量で決められた料金です。

 

基本の家賃以外に払う管理費をNebenkostenといいますが、水道はこの管理費に含まれていたので、別途契約が不要でした。

でも使いすぎると後で追加の請求がくるらしいので、節水を心掛けたいです。

 

ちなみに賃貸契約書によると我が家の管理費には、以下のようなものが含まれます。

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賃貸契約書 a)が暖房費なので、電気とガスは別途契約が必要な訳ですね。

a)暖房費  b)給水および排水の料金 c)ごみ処理の費用

d)街路の清掃費用 e)照明の費用 f)煙突の清掃費用

g)損害保険費用 h)現在の土地への公的負担。不動産税

i)管理人と庭のメンテナンス費用

j)建物の清掃および冬季サービス(雪かきなど)費用

k)害虫駆除費用 l)人と貨物用エレベーターの費用

m)アンテナ/ブロードバンドケーブルの接続費用

n)暖房と給湯システムの清掃及び維持費

o)煙探知機と消火設備の維持費 p)その他の運営費

 

水光熱費が全部家賃に含まれていた方が、契約手続きが少なくて楽ちんですよね。うちも出来ればWarmmieteの物件がよかった….。

でも、ヴュルツブルクは慢性的にアパートが不足していて、知り合いにも家が決まるまでに半年かかったという人がいます。

我が家もいろんなの人のご協力があって、運よく家を借りることが出来た、といった感じです。

なので全てが希望の条件に合う物件、というのはなかなか難しいかもしれません。

 

以上、水光熱の契約手続きについてでした。