ドイツ留学☆ヴュルツブルク滞在記

研究者の夫についてドイツへ引っ越した主婦のブログです。

健康保険の契約について

ドイツで長期滞在許可を取るためには健康保険の加入が必須です。

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日本の会社が販売している海外旅行保険や留学保険もありますが、妊娠や歯科治療の範囲をカバーした保険でないと、滞在許可が下りません。

また、保険証が日本語や英語の場合、申請の際にアポスティーユと認証翻訳が必要と言われてしまうなど、後々面倒な事になる可能性があります。(ドイツの行政手続きは、地域や担当官によって言うことが変わりますしね…)

なので、ドイツの保険に加入した方が無難だと思います。

 

ドイツで加入できる健康保険は、2種類あります。

  1. 公的健康保険:Gesetzlich Krankenversicherung
  2. 民間企業の健康保険:Private Krankenversicherung

公的健康保険は、収入によって保険料が変わります。民間企業の保険料に比べて安く、扶養家族は無料。ドイツ国民の大半が加入しています。ですが、加入できる人はドイツ国内で正規雇用される人やドイツの大学に正式に入学する人、交換留学制度で留学する人のみ。

我が家の場合は、夫は留学の為にあくまで日本の会社からの出向している(ドイツ国内での雇用はなし)という形ですので、民間企業の保険に加入しなければなりません。

 

参考にさせて頂いたのは、下記のHP。

pfadfinder24.com

 

保険会社によって特徴があり、色々検討しましたが、私たちは一番安い料金で広範囲をカバーしているという理由で「Dr.Walter」に決めました。(英語対応可)

 

申し込んだプランは「Educare24 L」。滞在期間の2年間分をまとめて契約し、一括で支払いました。(2年間で1,092ユーロ/ひとり当たり)

XLと迷いましたが、定期健康診断は日本に一時帰国した時にでも受ければいいや~ということで、Lにしました。ちなみにこちらのプランには、賃貸契約時に必要な個人賠償保険も含まれています。

HPから申し込み&カード決済出来ます。契約書類等は送られてこないので、ネット上で契約内容を確認する必要があります。

 

1年間使用しなかった場合の返金を狙うなら「Care Concept

日本語に対応している方が安心だなという場合は「Step in」が良いですね。

 

そして最も重要な注意点ですが、

入国から30日が経過してしまうと保険に加入できなくなります。

商品によっては渡独前でないと加入できないものもあるので、日本にいるうちに手続きした方がいいですよ。

長期滞在許可の申請に行く際には、HPから印刷した保険契約証を持参しましたが、特に問題なかったです。

 

以上、健康保険についてでした。