ドイツのドアの開け方
ドイツに住んでいる皆さんには常識であろうドアのノブが回らない件。
所変わればドアの仕組みも変わるんですね。
そんなこと全く知らなかった私たちは無事にホテルに到着したものの、部屋に入れなくて1時間以上ドアの前で立ち往生するハメに。
しかも私たちの泊まったホテルはフロントがなく、おまけに持っていたのは通信専用のSIMカードのみ!電話もできない(T T)
アジア人がふたり部屋のドアをずっとガチャガチャ…さぞ怪しかった事でしょう(笑)
結局自分たちでは開けられず、ほかの部屋のお客さんに助けを求めに行きました。
風呂上がりのバスローブ姿で登場したおじさん、怪訝な顔をしながらも開けてくれました。英語が通じてよかった~~~。
ということでこれからドイツに来る方に、声を大にして言いたい。
📣<ドアの開け方知らないと開きませんよ~‼
ドイツのドアは外側のドアノブは回りません。内側からは回して開けられます。
そして一度閉まると、オートロックのように外側からは鍵が無いと開けられません。
締め出されないように、外に出るときは必ず鍵を持って出て下さい。
我が家の外側のドアノブ。回りません。ただの取っ手です。
内側はこんな感じ。ドアノブをひねって開けられます。
そして鍵の開け方ですが…
- ドアノブが扉の左右どちらについているかを確認します。扉の右側なら左へ、左側なら右へ2回くらい回してください。
- すると一度止まるところがあるのですが、それではまだ開きません。さらにグッとひねってください。ガチャっと鳴って、無事開錠です。※建てつけが悪いと、最後のひねりが結構固いんですよね。ホテルの部屋のドアは、少しドアノブを手前に引っ張りながら回さないと、引っかかって上手く開きませんでした。
この出っ張りを中へ引っ込める必要があるのです。
ドアを閉めると外側からは鍵が無いと開かないのは、この出っ張りを引っ込めたくても、ドアノブが回らないからという訳なんです。
でも開かなくても施錠しないと鍵は閉まってないですからね!オートロックのようでオートロックではないのです!出っ張りが引っかかってるだけです。
なので、外出する時は防犯の為にきちんと施錠して下さい。
あと写真を見て頂くと分かるかと思いますが、ドアの内側にも鍵穴があります。
部屋の中から施錠する時はもちろんこの鍵穴に鍵を差して閉めるのですが、施錠後に鍵を差し込んだままにしておくと、外からは鍵が差し込めません。
泥棒が使う道具も差し込めないので、更に防犯効果アップです。
ヴュルツブルクは夜女性がひとりで歩けるくらい安全な街と言いますけどね。
でもやっぱり海外だということで、用心するに越したことはありません。
以上ドイツのドア事情でした。