ドイツ留学☆ヴュルツブルク滞在記

研究者の夫についてドイツへ引っ越した主婦のブログです。

引っ越し荷物のこと

日本からドイツへの引っ越し荷物。

駐在員の方は会社で引っ越し業者の手配もしてくれる場合が多いんですかね。

我が家はあくまで自主的な希望での渡独な為、すべて自力でした。

 

クロネコヤマトや日通などの海外引越サービスを利用するか、船便で発送するか、色々悩みましたが…

  • 費用をなるべく抑えたい
  • インボイスの記入はめんどくさい
  • 税関で引っかかったら取りに行けない
  • 船便は時間がかかるし、行方不明になったら嫌

といった理由で、結局すべて飛行機で一緒に持って行くことに。

 

我が家の場合は家具家電付きのアパートを借りることが出来たので、

あとは細々した荷物だけだったのですが、大抵のものはドイツで買えるという

渡独先輩の方々のブログなどを拝見し、最低限のものだけ持ってくるようにしました。

 

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それでも結局スーツケース5個+夫が持っていきたいと譲らなかった自転車でした

 

飛行機はANAのエコノミーでしたが、ひとり当たり23㌔の荷物2個までは無料でしたので、追加のスーツケース1個(23㌔ 20,000円)と自転車(32㌔ 26,000円)の料金をお支払いしました。

 

そして問題は、フランクフルト空港からヴュルツブルクまでの運搬手段。

電車やバスも考えましたが、さすがにこの量を大人2人で運ぶのは厳しいということで車をチャーターすることに。

 

ネットで検索しこちらの業者さんにお願いしました。

見積もりも予約も日本語で出来るしカード決済なので楽ちんでした。

この量で275€(フランクフルト空港からヴュルツブルクは車で1時間ちょっとの距離)

安い金額ではないですが2人分の交通費+荷物の運搬料と考えると、納得ですかね。チップの支払いも不要ですし。

 

入国ゲートを出たところで名前を書いた紙を持ったドライバーさんがお迎えしてくれました。日本語は話せませんが、英語が出来てとても気さくな方でしたよ。車は8人乗りくらいのバンでした。

 

ヨーロッパの石畳って想像以上にスーツケース運ぶのが大変なんですよね。

ヴュルツブルクは中心地から少し離れると坂が多いですし。

ホテルの前まで送ってもらえて、本当に助かりました。

渡独から1か月が経って。

夫が「もしかして海外留学に行けるかもしれない。」と言ってきたのは昨年5月でした。

 

研究の仕事をしている夫ですが、日本と欧米諸国では色々と研究環境や事情も違うようで、以前から海外研究のチャンスがあれば行きたいと思っていたそうです。

有難いことに夫の会社には若手社員の為の留学制度があり、職場の皆さまのご理解もあって、晴れて2年間のドイツ留学をすることになりました。

 

子供は居ないので夫とふたり、知らない国に引っ越すことになったのですが…。

行き先はバイエルン州のヴュルツブルク。ヴュルツブルク??どこそこ???というのが最初の感想です。

ドイツといえばビールとソーセージくらいしか思いつかないし、フランクフルトなら聞いたことあるけど…

 

そんな訳で一生懸命ネットで渡独に必要な情報を集めたのですが、ヴュルツブルクに関しての日本語の情報が…あんまり出てこない。。           

ロマンチック街道の始まりの町なので観光の情報は出てくるんですけど、住むとなると役所関係やライフラインの情報も必要なんですよね。

 

f:id:hanarino:20190116084954j:plainアルテ・マイン橋からマルクト広場方面を見て

 

ドイツ語が全く話せない我々にはなかなかのハードル。。渡独からひと月、ふたりで家の契約やら銀行の開設やら頑張りました。

そしてついに先日我が家にもインターネットが通じるようになったのです!

 

今までTwitterもinstagramもやってこなかった私ですが、この経験が記録として残ればいいなという思いと、これから渡独する方々のお役に少しでも立てれば…という思いで、ブログを始めることにしました。

 

ヴュルツブルクのことやドイツ生活のこと、私なりに少しずつ書いていこうと思います。