Randersacker ワイン試飲会🍷
先日お知り合いにお誘い頂き、Randersackerのワインの試飲会に行ってきました!
体育館にたくさんのワイン農家が集まり、今年のワインを紹介しています。
ヴュルツブルク市街からだと、バスで15分程度で行けます。
最寄りのバス停はMaingasseです。私たちはMainfranken Theaterのバス停から551に乗りました。
Maingasseで降りると試飲会の看板が置いてあるので、そこで待っていれば無料の送迎バンがやってきます。
会場に入ると受付があるので、料金を支払いパンフレットとワイングラスを受け取ります。ひとり15ユーロで飲み放題!(3ユーロのグラスのデポジットを含む)ワイン好きにはたまりませんね。
パンフレットを見ながら、飲みたいワインを注いで貰いに行きます。
といっても全部ドイツ語なので、trockenが辛口の意味でAusleseはデザートワインのことだよと、いろいろ教えて貰いながらまわりました。
どれも市場にまだ出回っていない新作のワインなので、なんだか得した気分になります!(笑)
テイスティング会場なので、口に合わないワインや飲みきれないワインは捨ててもOKです。おつまみのパンと水は無料で貰えます。
チーズ屋さんやお菓子屋さんもあるので、チーズやチョコを買っておつまみにしてもいいです。
私たちもお土産でチーズを3種類買ってきました。100gずつ買って、10ユーロ弱でした。
帰る時はワイングラスを返すと、3ユーロを返金して貰えます。私たちは記念に持ち帰りました。
ちなみに帰りのバスは1時間に1本しかないです。会場が終わる時間になると送迎バンが混むので、少し前に切り上げた方が無難かもしれません。
観光客は誰もおらず、本当に地元の人たちが集まって楽しんでいました。
ワインに詳しいわけでもない私たちでも、いろんな農家さんのワインをテイスティングしてみると、この農家さんのワインが好きだなというのが見つかったので驚きでした。
自分のお気に入りの農家さんを見つけて、後日改めて買いに行くのも楽しいですね。
来年もぜひ行きたいなあと思います。
以上、Randersackerのワイン試飲会でした。
ヴュルツブルク 滞在許可証(eAT)の取得方法
滞在許可証(eAT)はなるべく日本の在日ドイツ大使館で取得してくることをおススメします。
ドイツ語が堪能な方は現地でも簡単に取れるでしょう。
ですが我々のようにドイツ語が話せない人間には、想像以上に大変です。「ドイツに行ってからでも取れるからいいよね~」と安易に来て後悔しました。
もちろん外国人局の人も英語は話せますが、お願いしないと話してくれなかったり、言うことが人によって違ったり、基本優しくないと思っていいです。移民問題が深刻になってからは、審査もより一層厳しくなったとのこと。
また、これを持ってこいと言われた書類が日本でしか手に入らなかったら最悪です。ネットに書いてある情報や在日ドイツ大使館のHPの情報をもとに書類を用意しても、けっきょく自分の担当者次第なので、厳しい人にあたるとそんな事もありえます。
東京の大使館まで何度も行くのは面倒でも、やっぱり「母国語で手続きが出来る&必要な書類がすぐに用意しやすい」というのは大きなメリットだと思います。
でも家が遠くて東京まで行けないとか、こちらに来てからでないと取れない場合(家族のビザなど)もありますので、今回はヴュルツブルクでの滞在許可証の取得方法をご紹介します。
★申請方法
申請場所はRathausの外国人局(Ausländerangelegenheiten)です。
場所はこちら住所:Rückermainstraße 2, 97070 Würzburg
営業時間:月 8時30分~13時00分
火 14時00分~16時00分
水 8時30分~13時00分 ※予約のみ
木 14時00分~18時00分
金 8時30分~12時00分
土 休館日
日 休館日 ※2019年3月現在
まず、外国人局での申請は「いつも混んでいる」&「担当者が体調不良で休みだのバケーション休暇だの」という理由で、非常に時間がかかります。3時間待ちとかもざらです。
私たちも手続き自体はスムーズでしたが、初回申請(1/7)→カード取得(3/1)と約8週間かかりました。入国してから90日以内に滞在許可証を取得するために、なるべく早めに申請に行った方がいいです。(申請中なら90日過ぎても大丈夫らしいですが…)
★必要な持ちものは人によって異なります。
詳しくは在日ドイツ大使館のHPが分かりやすいと思います。
我が家が必要だったもの(研究職の夫&専業の妻 収入は日本国内のみ )
1回目申請時
- パスポート
- 招へい状(出向先のドイツの研究機関で発行 英文)
- 契約書(出向先のドイツの研究機関のもの 独文)
- 給与証明書(日本国内の勤め先で発行 英文)
- 医療保険の証明書(ドイツ国内で有効なもの 独文と英文)
- 結婚証明書(在フランクフルト日本領事館発行 独文)
- 学位証明書(日本語オリジナルとその認証翻訳)
- 住民登録証
- 賃貸契約書
2回目申請時
- 申請書
- 給与明細(日本国内の勤め先で発行 直近2ヵ月分 英文)
- 住居の広さと大家のサインを記入した書類
- 夫婦のパートナーシップに関する宣言書
- 光熱費の月額料金が分かる書類(WVVで契約)
- 写真(指定された機械で撮影)
- 申請費用 ひとり当たり100ユーロ(2年間の場合 滞在期間により異なる )
- 写真代 ひとり当たり7ユーロ
★申請の流れ
1回目訪問
初回の訪問は予約なしで行きました。(初回申請は予約できないそう)
Rathausに入り奥に進むと案内の看板があるので、外国人局に行きます。
外国人局の入り口の透明な扉を入ると、すぐ右手に受付の機械があります。最初の画面に言語選択が表示されますので、選択します。(英語あり)
予約の有無を聞かれるので、選択して発行されたチケットを受け取ります。画面の表示通りに進めればいいので、見れば分かると思います。
就労ビザの場合と研究ビザ・学生ビザは待合室が違うので注意が必要です。
就労ビザの場合は入り口すぐのスペースで待てばOKですが、研究ビザ・学生ビザは奥の待合室で待ちます。
順番がくると、先ほど受け取ったチケットに書いてある番号で呼ばれます。
待合室奥のテレビに部屋と座席番号が表示されるので、指定された部屋に向かいます。ちなみに研究ビザはZimmer12でした。(就労ビザはZimmer4)
- 書類をいくつか渡すので、次回記入して持参すること。
- 予約日までに給与明細(日本国内の勤め先で発行 直近2ヵ月分 英文)と光熱費の月額料金が分かる書類(WVVで契約)を担当者のメールアドレスに送付すること。
- 次回の予約時間の45分前に市民局にある機械で、写真撮影をすること。
ちなみに担当官は4人居て、自分の苗字の頭文字のアルファベット別に担当者が決まります。
現在(2019/3)の状況ですが、男の担当官はゆるめで、アルファベット後半O以降を担当しているベテランのおばちゃんだと、厳しくて厄介だという噂…(-_-;)誰に聞いてもそう言うので、間違いないと思います…。
私たちが行った時は4人中1人しか出勤しておらず、ひとりはバケーション、ひとりは風邪、ひとりは体調不良で休みでした。その為待合室は激込みで、私たちも3時間以上待ちました。
2回目訪問
この日は予約してあるので、前回よりも待ち時間が少なくて済みます。
前回と同じく受付の機械に向かい、今度は予約ありを選択し、予約番号を入力します。これで受付完了です。
今回は滞在許可証(eAT)用の写真を撮ります。予約時間の45分前に撮りなさいと言われたので、時間見て取りに行きました。(多少前後してもOKです。)
写真の機械はRathausの市民局の奥にあるので、自分たちで撮ります。
中に入りカーテンを閉めたら、機械の表示通りに進めます。
英語も選択できるのでドイツ語が出来なくても大丈夫です。同時に全ての指の指紋登録とサインの登録も行います。
写真を撮る際は注意点が壁に貼ってあるので、よく確認して撮影しましょう。
料金は後払いですので、全て終わったら外国人局の待合室に戻ってOKです。
予約番号で呼ばれたら、前回案内された書類を全て渡して確認してもらいます。
OKだったら、席を移動し写真をチェックしてもらい、もう一度指紋の登録をします。完了したら支払い用のカードを渡されるので、市民局にある精算機にカードを通し、表示された料金を支払います。レシートを持って戻り、担当官に渡せば終了です。
3週間くらいでカードが出来上がると言われました。
3回目訪問
言われた通り、3週間後くらいにカードが出来上がった旨の手紙が自宅に届きました。Rathausまで取りに行かなくてはいきません。どうせ手紙送るなら一緒に郵送してくれればいいのに…
届いた手紙を持ってRathausに行ったら、前回までと同じ流れで順番を待ちます。
呼ばれたら手紙を見せて、カードと滞在許可証に関するパンフレット(日本語)を受けり、受け取りのサインなどをすれば終了です。
期限日までしか滞在できない旨と、もし延長を希望する場合は期限終了の3か月前までに来なさいと言われました。
あと、私の滞在許可は夫と婚姻関係にあることが条件なので、離婚した場合も外国人局に来なさいと念押しされました。
以上が受け取りまでの流れです。
ちなみに滞在許可期限は、出向先のドイツ研究機関との契約書に記載された滞在期間と同じになりました。日にちを細かく決めたい場合は、申請前に契約書に表記する滞在期間を調整してもらいましょう。
最後に大事なことをもうひとつ、滞在許可=ビザではありません。
私たちはこれを知らずに話が通じず、苦労しました…。
ビザ(査証)とは入国するための許可を指し、通常は出国前に自国にある訪問先の国の大使館等で発行して貰うものです。「この人を入国させても不法滞在などはしないだろう」という判断を元に入国の許可を受けるということですね。
日本は世界でもトップクラスの信頼を得ている国ですので、一部の国を除いてはビザ(査証)なしで入国が出来ます。なのであまり我々には馴染みがありませんでした。
一方、滞在許可は「入国後、何日間なら滞在をしても良いです。」という許可のことです。たいていは日本と各国との協定によって、入国時に90日間や180日間など決められた期間の滞在許可(就労できないなど条件付き)を自動的に得ることができますが、それ以上の滞在する場合は、外国人局に行って滞在許可を取得しないと不法滞在になるのです。
日本では混同されていることが多いですが、ビザ(査証)=入国の許可で滞在許可とは別物。ドイツ大使館のHPにも長期滞在ビザと書いてあるので、そうだと思い込んでいました…。
ドイツ語でビザ(査証)は「Visum」と言いますが、滞在許可のつもりでVisumと言っても、どおりで通じない訳です…。
ドイツ語で滞在許可は「Aufenthaltstitel 」といいます。そしてインターネット上で住民管理ができるシステムを使用しており、このシステムを「Elektronischer Aufenthaitstitel(eAT)」というのです。
話がややこしくなりますから、申請時にはご注意ください。
以上、滞在許可証(eAT)の取得方法でした。
ヴュルツブルク 住民登録の仕方
この度無事に滞在許可証(eAT)を取得することが出来ました~㊗
分からないなりに色々と準備して、頑張りました…‼
私たちもネットで色々と調べましたが、ヴュルツブルクでの住民登録とか、滞在許可申請の日本語の情報ってとても少ないんですよね。
住んでいる場所や滞在目的、外国人局の担当者によっても、必要なものが変わるので一概には言えませんが、少しでも参考になればと思いますので、私たちの引っ越しから滞在許可証取得までの流れをご紹介したいと思います。
今回は引っ越してきて、まず最初にやらなくてはいけない住民登録について書きます。
★申請方法
申請場所はRathausです。
場所はこちら
住所:Rückermainstraße 2, 97070 Würzburg
営業時間:月 7時30分~13時00分
火 7時30分~13時00分
水 7時30分~12時00分
13時30分~16時00分
木 8時00分~12時00分
13時30分~18時00分
金 7時30分~12時00分
土 休館日
日 休館日
※終了時刻の30分前までで受付締切 2019年3月現在
必要なもちもの
- 申請用紙(こちらからダウンロードできます)
- パスポート
- 賃貸契約書(大家のサイン入り)
- 手数料は無料
基本的には入国から1週間以内に登録しなければいけないそうですが、その辺は厳しくないようです。私たちは2週間以上経ってから登録に行きましたが、全く問題ありませんでした。
申請用紙は、市民局に入ってすぐの右側のラックにも置いてあります。(ない場合もあるので注意)
建物に入って市民局へ向かいます。
事前予約は不要ですので、受付の機械で受付番号を発券します。
発券したら、呼ばれるまで待ちます。金曜日は午前中しかやってないので混みます。
すごく待たされる場合がある(2~3時間とか普通)ので、月~木の朝イチで行くのがおススメです。
呼ばれたら座席番号を確認して、奥の部屋に向かいます。
住民登録をしたい旨を伝え、必要な持ちものを渡せばOKです。
住民登録が完了すると、その場で証明書を発行してくれます。
申請用紙にも記入欄があり、ネットでも必要だと書いてあったので、夫の学位証明書のドイツ語訳(公認翻訳士の証印つき)と婚姻証明書(フランクフルト在独日本領事館で取得)も持参しましたが、アポスティーユがないと認められないと言われ、受けつけて貰えませんでした。
なので、てっきり住民登録も出来ないのかと思ったら、普通に登録できました…(謎)「敬称にDr.はなしで、独身扱いで登録した?」とのこと。今後手続き等に支障があったら困ると思っていたのですが、この住民登録証で銀行口座の開設も、携帯の契約も、滞在許可証の取得もできたので、とりあえず大丈夫なのかな?という状況です。
出来ればドイツ語が話せる人と一緒に行った方がいいと思いますが、話せなくてもひと言断れば、英語で対応してくれる場合もあります。
基本的に役所の人はフレンドリーではありません。ニコリともしませんが、くじけずに頑張ってください。
以上、住民登録の仕方でした。
手作り 納豆チャレンジ
長く海外に住んでいると、やっぱり日本食が恋しくなります。
ヴュルツブルクにもアジアンスーパーがあるので、醤油や米などを買うことはできますが…どれも高い!
こないだ見つけた日本の納豆は3.5ユーロ!なんという高級品…!
食べたいけど、この値段じゃ買う気が失せます…。ならもういっそ、自分で作ってしまえばいいんじゃない?
ということで、この購入した納豆を種に、手作り納豆にチャレンジしました~!
用意したのは、乾燥大豆とヨーグルトメーカー!
ヨーグルトメーカーはこちらをAmazonで購入しました。
まずは大豆をよく洗い、たっぷりの水でひと晩おきます。
※2020年5月追記 つける時間を2晩に増やすと、より柔らかく仕上がります。
翌日には水分を吸って、かなり膨らみました。
これを鍋で3時間ほど煮て、指で潰せるくらい柔らかくします。(蒸し器や圧力鍋があればもっと楽です)
よく水をきり、温かいうちにタネ用に小分けにしておいた市販の納豆と混ぜます。
しっかり混ぜたら、ヨーグルトメーカーに入れて40度前後で保温します。
途中で様子を見たら水滴がかなりついていたので、瓶のふたを外してキッチンペーパーを挟みました。
18時間後には豆の表面がシワシワになって、白く変化しました。この時点でかなり納豆の匂いがします。
これにふたをして冷蔵庫で1日寝かせれば完成です!
1日経つと匂いが落ち着いて、粘りが強くなります。
思っていたより簡単に美味しい納豆ができました。
完成した納豆をまたタネにすれば、今後エンドレスに納豆が作れます。
次に挑戦したいのはカレーです。日本のカレーも売ってるんですが、これも1箱で8ユーロとかするんですよね…。
スパイスならもっと安く手に入るので、今度はスパイスを使ったカレー作りに挑戦しようと思います。
以上、手作り納豆チャレンジでした。
ドイツの騒音トラブル 警察を呼んだ件
昨晩、人生で初めて警察を呼びました。
まさかドイツで警察に通報することになるとは…。
問題は騒音トラブルです。
以前にドイツでは騒音に関して厳しいという話を書きました。
しかし私たちの上の階の住人が、そのルールを全然守ってくれないのです。
上の階はシェアハウスらしく、学生と思われる若い人達(男1 女2)が住んでいます。
その為、以前から週末は複数人で騒いでいたり、日曜日でもギターを弾いて熱唱している声が聞こえたりしていました。
しかし引っ越した当初はそれ程ひどくなかったので、何も言わずにいたら、日に日にひどくなり…。
最近は夜中の23時~1時過ぎに、掃除機や家具を引きずるような音(椅子?)がしたり、ギターと歌声、大きな話し声、音楽やその重低音などが響いて眠れない日が多くなっていたのです。
最悪なのがどうやら私たちの寝室の真上の部屋が、ダイニングらしいということ。大家に相談するか、直接クレームを言うか迷っている状況でした。
そして昨晩、23時過ぎにベットに入ろうと寝室に入ると、また上が騒がしい。
爆音で音楽をかけ、複数人で騒いでいるのです。そして24時ちょうどに
「HAPPY BIRTHDAY!!WHOOOO~~~~!!!!」
「ダダダダダダン!!!!!」(床を踏み鳴らすような音)
なんとこの夜中にバースデーパーティーをやっていたのです。より一層大きくなった音楽と盛り上がった話し声が家中に響き、とうとう我慢の限界に。
直接文句を言いに行くか迷ったのですが、複数人かつ酔っ払い相手となると、絡まれたり大きなトラブルになったら嫌なのと、今後生活していく上で支障が出るのは嫌だったので、警察に通報しました。
ドイツでも警察は110です。日本人には覚えやすいですね。
夫が電話をかけてくれたのですが、ちゃんと英語も通じました。
内容と、名前、住所を伝え、10分~15分後に警察が到着。
悔しかったのは、警察が来る頃に少し騒ぎがマシになっていたことです。
警察官が2人、私たちに状況を確認しに来ました。(この警官も英語話せました。)
警察「いま上の部屋の玄関の前に立ったけど、そんなにうるさいかい?」
夫「確かに今は少しマシになったけど、10分くらい前まで音楽と騒ぎ声がうるさくて、眠れないんだ。」
警察「分かった。これから注意しに行くよ。」
夫「ありがとう。」
こんな感じのやり取りの後、上の階に注意してくれました。
お陰さまですぐに静かになり、ようやく眠れました。
反省点としては、今度から証拠として録音をしといた方がいいということです。
万が一大きなトラブルで裁判などになったとしても、使えますしね。
上の階の住人には、いま一度この張り紙を読んでほしいです。
そしてせめて夜中は静かにしてほしいです。
ドイツでは静かにするべき時間に騒いでいると、すぐに警察に通報されます。
「ルールが絶対、言うべきことは主張して当然」という文化だそう。
ということは逆もまた然りなので、私たちも騒音には気をつけようと、改めて思いました。
以上、警察を呼んだ件でした。
※20019/3/7追記 この記事を書いた2日後、今度はアパートの入り口に上の階の住人が「今日バースデーパーティーをやります」という旨の貼り紙をして、夜20時から1時半まで大人数で大騒ぎをしていました。
ドイツでは特別なお祝いの時は、事前に近隣住民に知らせれば、深夜まで大騒ぎしてもみんな目をつむってくれるらしいです。日本ではありえない感覚ですけどね…郷に入っては郷に従えで我慢しました。
駐車の意外な落とし穴と無料駐車場について
うちの夫は普段職場に自転車で通勤しているので、
お出かけの時以外は、基本的に車を停めっぱなしにしています。
先日、夫が帰宅後いっしょに買い物に行こうという話になり、
スーパーへ向かう途中に車を停めている場所に通りかかったところ…
ん…?なんだこれは!?!?
私たちの車のそばに、突如こんな看板が置かれていたのです!
「2月12日の朝6時から駐停車禁止だと…?!ていうか2月12日って明日じゃん!!」
という訳で急遽車を移動しました…。
後で調べてみると、「引っ越し作業で大型トラックを停める」などスペースの確保が必要な場合、事前に申請すれば一時的に一定区間を駐停車禁止にできるそう。
今日たまたま買い物に行く話になったから通りかかった訳で…そうじゃなかったら全く気づきませんでした。
そして駐禁を取られるか、最悪レッカーでもされてたんですかね…なんと恐ろしい…。
以前にもドイツの駐車事情はご紹介しているのですが、もう大丈夫だろうと安心しきっていたら、とんでもない事になるところでした。
以前の記事についてはコチラ
hanarino.hatenablog.com
hanarino.hatenablog.com
どうやらこういう場合、通常2.3日前から看板は設置されるそうですが、今回の看板はいつからあったのか不明です。
というか私たちの車以外にもまだ停まっている車があったのですが、この車の持ち主は気づいているんでしょうか??
という訳で、路上駐車する際はご注意ください。
用事がなくても大丈夫かどうか、マメに車を見に行った方がいいです。
今回はすぐ近くに空きがあったので、少し移動するだけで済みましたが…もし路上に駐車する場所がない場合は、Talaveraの無料駐車場に停めるのも手です。
場所はコチラ
ここはイベント会場で、イベントの時は専用駐車場になるのですが、普段は無料で開放されていて、みんな自由に停めています。
最近どうやら、将来的にTalaveraの駐車場を有料化するという話があるそうですが、まだしばらくは大丈夫そうです。(2019年2月時点)
中心部からは少し離れますが、観光で来た際にこちらに停めるのもアリですね。中心部までは徒歩で15分ほどです。
ただ、ここも一時的に駐車禁止エリアが指定されている場合がありますので、看板にはご注意を。。
以上、「駐車の意外な落とし穴と無料駐車場について」でした。
ロマンチック街道 ローテンブルク(Rothenburg)に行ってきた
冬のドイツはどんより薄曇りか雨の日ばかりです。ですが先週、奇跡的に晴天に!
という訳で、週末を使ってロマンチック街道沿いの町「ローテンブルク」に行ってきました!
ローテンブルクはドイツらしい古い建物が多く残っていて、メルヘンな街並みが日本人にも大変人気な観光地です。
場所はこちら
ヴュルツブルクから車でアウトバーンを走って50分ほどで着きます。
ちなみにローテンブルクという町はドイツに2か所あるので要注意です。正式名称が「ローテンブルク・オブ・デ・タウバー」の方です。
駐車場は城壁の外に5か所あります。詳細はこちら。
私たちはP4に停めました。有料で、駐車場にある機械で事前に駐車時間を決めて支払いをします。支払い後に発行されたチケットを、車のダッシュボードの上に置いておく必要があります。
城壁内にも車で入れますが、駐車場は高くて少ないし道も細いので、観光客は行かない方が無難です。ちなみにP4駐車場には無料の公衆トイレがありました。
町全体が城壁に囲われていて、町に入るための6つの門があります。
私たちはレーダー門(東側)から町中に入りました。
城壁には内側には通路があって、クリンゲン門(北側)からシュピタール門(南側)まで散策することが出来ます。ところどころ門の近くなどに階段があるので、自由に登ってOKです。
この城壁ですが、第二次世界大戦の時に破壊されてしまい、戦後に世界中からの寄付によって再建されました。寄付をした沢山の人や企業のネームプレートが壁に埋められています。
日本人や日本の企業のネームプレートも沢山ありました。
町中はカラフルな建物ばかりで、とてもかわいらしいです。
マルクト広場の周辺には市庁舎やレストラン、ショップが集中しています。
有名なクリスマスグッズのお店です。この日はシンボルの赤いトラックはありませんでした。中は撮影禁止です。
シュタイフなどを扱っているティディ・ベア専門店です。
市庁舎の塔(約60m)にはひとり2.5ユーロで登れます。上の写真の白い建物のてっぺんまで行けます。途中まで登っていくと受付があるので、そちらで支払いします。
塔はとても狭いので人数制限があり、登り口にゲートがあります。緑のランプが点灯している時は通行できますが、赤ランプが点灯している場合は誰かが下りてくるまで、待たなければなりません。
また、この塔ですが階段がめちゃくちゃ狭くて急です!どれくらいかというと、長野の松本城より急です。余裕がなくて写真も撮れませんでした。最後なんて垂直のハシゴを登らないといけません。段数もあるのでお年寄りや小さい子は厳しいかと…。
でもその分、頂上からの景色はとってもきれいです!!
また、街中には聖ヤコブ教会・フランシスコ教会・シュピタール教会などがあります。
1月~3月は休みで、フランシスコ教会は入れませんでした。
聖ヤコブ教会の彫刻やステンドグラスをじっくり見たい場合は、寄付2ユーロを支払うと教会の奥まで入れます。雰囲気だけでよければ、入り口付近の無料のスペースからも中が見られます。
シュピタール教会は素朴な感じです。ミサをやっていなければ自由に入れます。
その他にもブルク庭園や中世犯罪博物館、郷土博物館など見どころは満載です。
こちらはゲルラッハの鍛冶屋。町で一番美しい木組み建築と言われています。
お土産には町の名物「シュネーバル」を購入しました!
サイズによりますがひとつ2~3ユーロで、缶に入れてほしい場合は、好きな缶を選んでお店の人に渡せば入れてくれます。
シュネーバルのお店はあちこちにあります。
そして最後に有名なラーツトリンクシュトゥーべ(市参事宴会場)。
30年戦争の際、プロテスタント側についたローテンブルクは、カトリック軍によって占領されてしまいました。市参事たちは斬首刑、町は焼き払われることになりましたが…
宴の際に敵軍のティリー将軍が市長ヌッシュさんに「フランケンワイン3.25ℓを一気飲みすれば町を破壊しない。」と言われ、見事一気飲みをして町を救ったという逸話があります。
この建物の仕掛け時計は、その一気飲みの様子を再現しており、毎日10時から22時まで1時間ごとに動きます。
今年は6月にその当時を再現した「マイスタートゥルンク祭り(Der Meistertrunk)」があるので、またその時にローテンブルクに来たいと思います。
以上ローテンブルクに行ってきた、でした。